雪振りて、恋(さくら)散りけり
こんなに楽しい季節なのに
桜満開でデート日和なのに
デートの相手はもういなくて
一人で桜吹雪の中を歩いた
急な別れ話 何でそんなこと言うの?
お願い行かないでと
機械仕掛けの人形のように
同じ言葉繰り返す私
あなたはすでに私の言葉など聞いてないのに
4月の桜に降ったあの雪は
幸せ気分だった私への
冷たい別れの前触れだったのでしょうか


こんなに好きで仕方ない
あなたがいなきゃ意味がない
大好きなこの季節も桜も
今は大嫌いよ
きっと去年だったら 何の疑問も持たずに
お花見行こうよと
明るい笑顔と声で言っていた言葉
今年も言うはずだった
そう思ってあなたからの電話取ったのに
4月の雪で散ったあの桜は
日ごとに膨らんだ
私のあなたへの恋心の行き先だったのでしょうか


雪が降って
私の心の桜は散りました

何年か前に3/31に雪が降ったことがありました。
そのときにふと思いついて書いたものです。